おきチャン調査隊がゆく!!-Vol.010:ITサポートおきなわ
本日のおきチャン調査隊がゆく!! 第10弾は、浦添市にある「就労支援A型B型事業所 障害者ITサポートおきなわ」!バリアフリーな生活環境で障がい者総合支援法に基づいて運営され、「雇用」と「就労支援」の2つを兼ね備えた事業所です。
では詳しく見ていきましょう!早速ITサポートおきなわさんに質問です!
【障がい者ITサポートおきなわはどういった事業所ですか?】
2015年10月に開所した「障がい者ITサポートおきなわ」は、NPO法人 沖縄県脊髄損傷者協会によって運営されています。障がいを持った方たちが社会に出る1歩を踏み出す後押しができないかと思い立ち上げた当事者運営型事業所で、就労継続支援事業A型とB型を運営しています。
【NPO法人 沖縄県脊髄損傷者協会はどういった団体ですか?】
脊髄損傷により、歩行や四肢に障がいを持つ仲間で構成されている障がい当事者団体です。
私たちは“ピアサポート”を通して、障がい者の社会参加を応援させていただきました。その中で、障がいが重度であればあるほどにパソコンやインターネットといったIT活用は必要性があり、多くの仲間たちが“可能性”を広げました。
【こちらの事業所の特徴はなんですか?】
名称の通り、ITに特化して、就労・社会参加を目指すところが大きな特徴です。重い障がいがあっても“社会参加したい”“働きたい”を望む方々へ、ITを活用して在宅就労も含めた多様な就労環境作りにチャレンジしていきます。
さらにバリアフリー、ユニバーサルデザインを活かした事業所環境も特徴と言えるでしょう。
◆実際にお邪魔した様子
就労継続支援事業A型の定員は10名、B型は20名の定員で、どちらもパソコンを使用したITに特化した様々な作業を行っているそうです。事業所内には多くのPCやモニター、プリンターなどが並びます。その他にも、3Dプリンターや身体が不自由な方の為のPC操作用の装置などもありました。視線でパソコンを操作するもの、マウス操作を足で行う装置など、その種類は多岐にわたります。
労働時間はそれぞれの障がいやライフスタイルに合わせて、無理のないよう働くことができるようになっており、福祉技術コーディネーターなど経験豊富なIT技術者から実践的なPCスキルを学べる環境です。
事業所に通所される方と在宅で業務を行う方がいるため、オンラインでその両方を繋ぎながら業務されている様子がありました。
◆iサポ・レターの発行
毎月20・25・30日発行される障がい者ITサポートおきなわの情報レターでは、企業説明会に参加された感想や面接研修の様子、事業所のイベントを楽しむ利用者さんの情報が載っています。
https://ict.okinawa/archives/category/information-list/information
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