多様な働き方

企業の皆様へ

障がいのある方の働きがいを叶える就労。
近年、障害者雇用福祉的就労の活用により、様々なビジネスマッチングが可能となっています。

福祉的就労とは・・
聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、心身に障害があり一般企業で働くことが難しい方が、福祉施策のもとで就労の場を提供している事業所で仕事を行うことです。

Vol-001の今回は多様な働き方として、一般企業へ雇用される働き方と、事業所と連携する働き方について、ご紹介させていただきます。


雇用される働き方(雇用型)

障害者雇用 
障害者雇用 雇用型は一般企業と障害のある方が、通常の雇用契約を結んで働く形。

こちらは直接、企業とご本人さんと結んでいただくことができます。

「検討してみたいけど、どのように初めて良いか分からない」
「どんな方がいるの?」
「フォローは受けられの?」

ご安心ください。
そんな不安を少しでも解消していただくため、たくさんの相談ができる機関や福祉事業所がありますので、ご紹介いたします。

①ハローワーク(専門援助部門)
障害のある方の就労支援サポートや相談を行っています。

②障害者就業・生活支援センター(通称:なかぽつセンター)
障害のある方の職業生活における自立を図るため、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携の下、障害者の身近な地域において就業面及び生活面における一体的な支援を行い、障害者の雇用の促進及び安定を図ります。

③就労移行支援事業所
企業等で働きたい障害のある方に対して、働くために必要な知識と能力を高める場所です。
事業所の職員支援のもと就職活動を行います。就職した後も6ヶ月間は企業と連携し就労が継続できるよう、必要に応じて面談・訪問などを行いフォローします。

④就労定着支援事業所
就労移行支援などの福祉サービスを利用して一般就労へ移行した障害のある方に対し、雇用された企業などで就労の継続を図るため、企業・事業所や関係機関との連絡調整、雇用に伴い生じる日常生活、または社会生活上の各問題に関する相談、指導・助言などの支援を一定期間(就労後6ヶ月後から最長で3年間)行う事業所です。

⑤その他
市町村によって、様々な取り組みを行っている委託事業がありますので、こちらについては順次ゆいジョブでご紹介していきます。
例)那覇市:グッジョブセンター・ジョブサポーター等

このように、就職した後も安心して働くことができるよう、サポートの体制があります。
雇用前に実習の受け入れをしてみたい企業さんへは、なかぽつセンター就労移行支援事業所の活用もオススメです。

※現在勤務形態については、会社に通勤する通常の形から、在宅ワークという形も取られやすくなっています。
コロナ禍で生まれた新しい働き方ですね。


連携する働き方(委託型)

福祉就労 委託型
委託型は、企業と直接雇用契約を結ばない形態。

こちらは福祉ならではの働き方になります。
まず就労支援事業所について調べると、よく「A型」「B型」という言葉が出てきます。
これはサービスの略称で、正式には「就労継続支援A型事業所」「就労継続支援B型事業所」といいます。
事業所によって方針は異なり、それぞれ様々な作業や活動を行なっていますので、今回は企業と連携した就労活動に絞り、ご説明させていただきます。
※就労支援事業所に所属する方は福祉サービスの利用となります。以下、福祉的就労をされている方を「利用者」と記載します。

①就労継続支援A型事業所
企業から仕事の依頼を受ける。
企業と支援事業所が業務委託契約を結ぶ。
支援事業所は本人と雇用契約を結び、依頼を受けた業務を利用者に指導する。
利用者が業務を遂行し、事業所職員にチェックをしてもらう。
事業所職員が企業に作業報告(納品)する。

②就労継続支援B型事業所
企業から仕事の依頼を受ける。
企業と支援事業所が業務委託契約を結ぶ。
事業所職員が、利用者の能力とペースに合わせて作業を割り振る。(作業の切り出しとも言います)
利用者は、事業所職員から指導や支援を受けながら業務を遂行する
事業所職員が企業に作業報告(納品)する。

A型、B型どちらの事業所も、企業と事業所が業務委託契約を結ぶという点では同じです。
必ず企業と利用者との間には支援事業所職員が入ってくれるので、気軽に始めやすいご依頼の形となっています。

また、実際に働く場所についても相談が可能です。どちらの働き方についても双方メリットがありますので、検討いただく際に参考にしていただければと思います。

①企業へ出向いて作業を行う 施設外就労
 企業:現場の中で適宜仕事の依頼が可能です。実際に作業の様子を見ていただくことができます。
 事業所:企業内で仕事をさせてもらえるため、一般就労を目指す利用者にとって実践訓練の場になります。

②各事業所内(または在宅)で作業を行う 施設内就労
 企業:会社の中に作業するスペースや指導する人員が居なくても大丈夫です。気軽にご依頼いただけます。
 事業所:施設外就労に出ることが難しい実態の利用者にも、作業をしてもらうことができます。


まとめ

このように一口に障害者雇用、福祉的就労といっても多様な働き方があります。是非広くご周知・ご活用していただき、多くのマッチングが生まれることを期待しています。

ゆいジョブ!実行委員会

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