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おきチャン調査隊がゆく!!-Vol005:社会福祉法人若竹福祉会 社会就労センター わかたけ

おきチャン調査隊がゆく!! 第5弾。今回は浦添市の社会福祉法人 若竹福祉会の運営する「社会就労センター わかたけ」に行ってきました。

お仕事の種類が豊富で、就労による社会参加を目指す人たちをサポートしているとのこと。

さて、どんなお仕事があるのか、おきチャンチェックスタートです!!


◆人が光を放つのは人との関わりの中

わかたけの「わ」の文字をベースにデザインしたロゴです。
わかたけの理念である赤いまるを真ん中に「利用者主体」を表し、
若竹関係者の「わ」地域・ボランティアの輪(黒いカーブの部分)を基に
未来へ向かって伸びていくわかたけの姿(緑の縦線)を表しています

1982年浦添市で産声を上げた若竹共同作業所。その後1997年に社会福祉法人若竹福祉会へと移行し2022年で40年を迎えます。さまざまな経験を通して障害のある人たちが、生きやすい社会づくりへ~地域で彼らが笑顔で生きられる仕組みづくりにチャレンジし続けています。

・就労移行支援事業
・就労継続支援事業B型
・生活介護事業


◆様々な生産活動を実践中!

わかたけの活動を見ていくと、その理念をベースとしたさまざまなチャレンジを見ることができます。例えば今回取材した「社会就労センター」で提供される作業の種類を記載してみました。

【社会就労センターわかたけの作業種類】
・平輪ちんすこう
・商品販売
・配達
・農場作業(農薬を使わず育てます)
・陶芸
・創作活動
・資源回収/公園清掃

しかもこの種類はあくまでも一例だそうで、「仕事の種類が増えるたびに才能が見つかる」という言葉から、利用者一人ひとりの可能性を決してあきらめない想いが伝わってきますね。


◆色とりどりに生きる~彼らの感性を信じる!!

仕事を通じて見つかる才能にはいろんなものがあります。今回は一部の仕事を紹介しながら、その才能について触れていきましょう。

・食は命を育くむもの~農薬を使わない安心・安全な野菜作り~わかたけ農園~

(長い間使われていなかった土地を食べ物が生まれるユリカゴへと整えていく。)

有機無農薬野菜作りにこだわって始めた農業への挑戦も10年余。畑ではクーガ芋や紅芋をはじめ、ほうれん草、レタス、キャベツ、ムラサキカラシナ、ミニトマト、島ラッキョウ、ネギ、ブロッコリーなどといった野菜を、さまさまレストランに届けているそうです。元気な土が育む野菜たちは私たちに安心・安全を届けてくれますね。

作物の苗を丁寧に一つひとつ植えていく。苗の目線まで腰を落としての作業は大変だけど、収穫の喜びを目指し頑張ってます!!

おきチャン調査隊で訪れる福祉系事業所の多くで食べ物を育てる風景が見られます。わかたけでも自然の力を活用しながら、自然と共に生きていくことを大切に、微生物の働きと一緒にのんびりゆるやかに才能を開かせる人が多くいます。


・正確、丁寧な作業で沖縄の催事を支える才能~委託作業~

専用のギフト箱にセット内容に沿って商品を詰め込んでいく。正確さとスピードが要求されるので、おきチャンには無理…(´;ω;`)ウゥゥ

沖縄の盆暮れ正月に欠かせないものといえば、お中元、お歳暮ですよね? おきチャンは各メーカーが自分たちの商品を工場の流れ作業で詰め込んでるものと思っていました。ゴメンナサイ!!

大きな工場の生産ラインでは、一定期間しか需要のないセット商品に対し小回りを利かせて生産できないのと、販売するチャンネル(スーパーやデパート等)が違うと、似たようなパッケージでもセット内容が異なるため、こういった手作業に頼らなければいけないそうなのです。

沖縄の暮しの行事に欠かせないものが、こういったところでコツコツと頑張っている彼らの手作業に支えられているんだなって感じました。


・平和への願いから生まれた「平輪ちんすこう」

焼きあがった、ちんすこうを丁寧に検品。どんなに機械化されてもこういった丁寧な手作業がモノづくりの基本です。

品質管理って結構手間がかかるもので、特に食品製造の現場では衛生管理も含めて国際的な管理基準を満たさなければいけないことも出てきます。

製造ラインでは、焼きあがった「平輪ちんすこう」を丁寧にチェックし、細かい焼きくずを丁寧にハケで払っていました。

こういった、普段見えないところで輝いている彼らの仕事の様子に出会えて、おきチャン感激☆


・地域の快適を支える地道な作業~清掃・除草・資源回収~

熊手を使って丁寧に公園内の落ち葉やごみを回収する。おきチャン達の快適な生活は、こういった活動に支えられてるんですね。

特に沖縄は太陽がサンサンと輝き、植物もすくすくあっという間に育つので、除草作業も結構大変な作業です。それでもわかたけの働く仲間たちは、テキパキと除草した草を回収していきます。

こういった丁寧な清掃活動で見通しや風通しを良くすることが、地域で暮らす私たちの安全にもつながっていくのでしょう。とても素敵だと思います。


・いのちのどよめき~形が聞こえる・絵が語る・色が踊りだす~わかたけアート

今日もおきチャンの後輩が数ある才能から生まれてきます!!

陶芸・絵画と、わかたけアートでは数多くの輝く才能が産声を上げています。ゆいジョブのマスコットキャラクターとして活躍中のわたくし「おきチャン」の生まれ故郷も、この「わかたけアート」なんですよ♪

一緒に生まれた「りゅうチャン」もいつか一緒に活躍できるといいな♪

アート的才能って、制限つけずに自由にノビノビと楽しめる環境を与えて初めて花開くものだって、おきチャンは思うのです。なになに「おきチャンが落ち着きないのはそのせいか」ですって!?

おきチャンは、いろんなことに興味シンシンなのです♪

違いますよーだ☆ おきチャンは好奇心の塊なだけですよーだ♪


・ようこそ! お互いさまの「cafeめしギャラリーさまさま」へ

沖縄県総合福祉センター西棟の2Fにオープンした「cafeめしギャラリーさまさま」

平日はワンプレートランチ、土曜祝日はバイキングを提供しています。

その料理には、わかたけ農場で育った野菜も使用され、安心できる食材を美味しく提供している事も人気のひとつですが、何より働くみんなが素直な笑顔で接客している事も魅力なんだと、おきチャンは感じました。

沖縄県総合福祉センターを訪れた際には、「caféめしギャラリーさまさま」でわかたけ生まれのアート作品や陶芸を見ながら、おいしい食事で楽しい時間を過ごしましょう♪


◆ホームページ&SNS情報

「仕事の種類が増えるたびに才能が見つかります」勇気をもらえる言葉だなっておきチャンは感じました。

社会就労センターわかたけでは新しいお仕事が増えるたびに、その仕事に合った才能を開花させる人が「仕事の種類が増えるたびに才能が見つかります」勇気をもらえる言葉だなっておきチャンは感じました。

社会就労センターわかたけでは新しいお仕事が増えるたびに、その仕事に合った才能を開花させる人がいつも生まれるとのこと。

人の数だけ才能があるなら、就労に限界はない。わかたけが40年かけて伝えてきた素敵なメッセージがおきチャンにも流れているって思うと、なんだか誇らしくなった気がした取材でした。

ホームページhttp://wakatakehp.or.jp/samasama.html
スタッフブログhttps://wakatake.ti-da.net/

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